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March 10, 2006

Emerald Ballへ向けて

The Ireland Fund of Japan主催、3月17日のEmeraldBallイベントに向けて、今週からリハーサルを入れている。

やっぱり、新しく振付したり、それを練習したりするのは、ショーに入って毎日同じことをすることに比べると、格段に面白い。
ただ、今のところ、人数が少なくて、本来こうしたいなあと思うことが人数の制限上で不可能だったり、体力的に多くのナンバーを構成できないということもあって、やっぱり早く日本でダンサーを育てないといけないということも改めて感じる。

こういう時間は物凄く楽しい。
アイルランドにいてひたすらダンスを追求していた時もそうだったけど、一定のところで安住してしまうと、それ以上のものは得られなくなってしまう。

以前、コリン・ダンと話したとき、「リバーダンスに行くの?変わり者だねぇ。」などと言われたが、なんとなく彼の言うこともわかる気がする。(まあ、そう言い切る人は、彼以外からは聞いたことは無いが・・。)
やっぱり、彼の凄いところは、ダンスのテクニックもそうなのではあるが、一人のアーティストとしてダンスそのものを追求していく姿勢にある。
前の発言も、そういうことがあるから言えることでもあるし、懐が広いなあと個人的に思っている。

まあ、それはさておき、とりあえず今日で出演パートの振付は終了。
後は少し練習して、完全に持っていくのみ。

投稿者 Taka : 10:42 PM | コメント (1)

March 05, 2006

遅ればせながらもフィギュア男子フリーを見る

トリノオリンピックの男子フィギュアのフリー演技を遅ればせながら録画で見ました。
当日、見る気満々だったものの、疲れて寝てしまい、ビデオもセットしていなかったために、見逃していたのですが、ダンスクラスの受講生がDVDを持ってきてくれてようやく観ることができました。Thanx!

さて、フランスのブライアン・ジュベール選手、アイリッシュダンスショーのLord of the Danceの曲を使っているということを聞き、当然アイリッシュダンサーの僕としてもチェキラッ!って感じで、早速早送りして、最終組の演技を見ることに。

早送りしてると、おっ、プルシェンコ選手発見!ということで、そこからスタート。
プルシェンコ選手、なんと言ってもショートの時の演技を見て僕が感じたのは、ジャンプの着氷での表現力。
全くフィギュアスケートに関しては、技術的には詳しくないので、個人的な感想として読み流して欲しいんですが、彼の着氷時は、表現がおかしいのですが、「スケートを逃がさない」という感じで、ぐルっと回ってどンッという「重厚」な感じ。
鉄棒でくるくる回って、ムーンサルトした後の着地の時にビタッと決まるようなそんな印象。
他の選手を見ていると、着氷時にエッジをより倒して、円運動で力を逃がしてやってる、まあそれが「基本」ではあるのだと思いますが。
特に男子の力強さを出すには、プルシェンコ選手のようなやり方が表現力として優れているのかもしれないと思いました。
それだけ足への負担もかかるんだろうなと思いつつ。
やっぱり行き着くところに行く演技を見るのは何の分野でも素晴らしい。

そして、ランビエール選手のフリーも見ると、軸が真っ直ぐで、とにかくスピンが勝負!というスタイル。以前世界選手権でのVTRを見たときは、恐ろしいほどの高速スピンだったのですが、この日はあまり良くなかった感じ。
ショートを含めた、プルシェンコ選手の演技による影響も少なからずあるのかもしれません。

そして、ジュベール選手、曲をいろいろつぎはぎして踊っていましたが、アイリッシュダンサーの僕から見ると、どのチューンでもダンス(スケーティング)が一緒!というか、拍子もテンポも違うんだから、もっと抑揚がつけられるのに、どこでもほぼ一定。
もちろん、アイリッシュダンスとフィギュアスケートは違いますよ、それは解るんだけど、音楽と踊りが全くかみ合っていないのはどうだろう?
ジャンプの失敗も所々にありましたが、仮に高度なジャンプを全部成功させたとしても、何かこう、観ている人がスタンディングオベーションする位の演技になるかと言えば、疑わしいかなと。
慣性の法則が強くかかるスケートには少し不向きな選曲なのかもしれませんが、逆に言えば、もしそういう選曲できちっと表現したら、可能性があるというふうにも解釈できるでしょう。
素人が、少し辛口ではありましたが、これからのジュベール選手に期待したいと思います。

高橋選手は、緊張した中で、お疲れ様でした。
この日の彼は自己の滑りとは程遠いと思うので、感想は特にしなくても良いでしょう。また4年後、心技体を鍛えて、活躍して欲しいです。

投稿者 Taka : 12:25 AM | コメント (1)

March 01, 2006

武蔵野文化事業団頑張れ!

6月から7月にかけて、Ragusというトラディショナルアイリッシュミュージック&ソング&ダンスチームが日本に来るのですが、
財団法人武蔵野文化事業団がかなり頑張っているようで、
武蔵野会場では料金も普通では考えられないくらいの低価格で観ることができます。
最近は、ブログアフェリエイトによる広告が沢山あり、僕自身はあんまりそういうことに興味がないのですが、武蔵野市は文化事業に力を入れて、地域社会の発展に貢献するという心意気に1票。
ステージ自体も質は高く、ダンサーの視点からみても非常に面白いので、おすすめです。

■日時: 7月6日(木)午後7時開演
■会場: 東京・武蔵野市民文化会館 大ホール
(JR中央線・三鷹駅北口下車)
■出演: アイリッシュ・ダンス&ミュージック・カンパニー
 「ラグース」
 (リーダー:ファーガル・オ・マルクー)
■料金: 全席指定 3000円
■発売開始:
 3月5日(日)午前10時より電話予約開始
■チケット予約&問い合わせ:
 電話0422-54-2011
 (受付時間10:00~22:00/無休)
 武蔵野文化事業団チケット予約センター

投稿者 Taka : 12:40 AM | コメント (1)