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May 31, 2007

ダンスチームについて

陰でこそこそと言われるのは、クラスに来ている皆さんのためにも、もう我慢ならないので一応公にしておきます。

今度作ろうというダンスチームは、僕の夢をかけたチームです。
その想いは僕がリバーダンスに入りたいと思ったものよりも強いものです。
これからもちろんスポンサー、協賛企業をを探したりしていきますが、当然ながら全くのゼロから何もリスクを冒すことなくチームを興せるかとういとそれは違います。

あのリバーダンスを作る際でも、プロデューサーは自分の家を担保に始めています。
スポンサーを得るにも、まず、どのような企画でどのようなメリットが生じるからという具体的なものでなくてはスポンサーは得られません。現在は、ダンスのクオリティーがそれに見合うのかどうか、楽曲やその他の権利・作曲料問題、舞台構成、場所、衣装その他決めていくべきものが山積みになっています。

そういう意味では、僕は今は私財を使い、大変大きなリスクを背負っています。
もちろん、現在私の収入源としては、ダンスを教えることから得ているものがほとんどです。
ですから、そこで得た収入、貯蓄をそういった夢を作る作業に使っているということは間違いのないことではありますが、それは決して、「生徒のお金を吸い上げて、それをチームのために使っている」ということではありません。

僕自身はクラスを受講している生徒さんひとりひとりがいかに上達するか、趣味あるいはプロを目指す方、それぞれ目的は違いますが、少しでも早く上達するように、日々研究し、あるいは本場から一流のダンサーを呼び、「本物の」アイリッシュダンスを提供しています。
当たり前ですが、対価をもらい、それに見合うものを提供しているつもりです。
ですから、お茶を濁して、教えるようなことは一切していません。
何年もダンスを続けて、最終的に全く上達しないのであれば、指導者として失格でしょう?
その自負はありますし、本場で自分が毎日のように世界チャンピオンから指導を受け、朝から晩までそれこそ限界までトレーニングを積み、学んできたことそして自らクリエイトしてきたことをクラスで提供しています。

ですから、生徒に何も還元していないというのは、甚だ憤りを感じますし、クラスに来ていただいている皆様にとっても、不愉快な気持ちを与えられていることに対して、申し訳なく思います。
今回のロシーンのWSにしても、僕自身に利益はなく(スクールの実績という面で広義には利益につながるかもしれないが)、全て受講生の皆様へ還元しています。

通常、リバーダンスのプリンシパルダンサー級になれば、とても少人数では開催できません。
アメリカ、ヨーロッパで開催されるダンスワークショップを参考にすれば、1クラス35人程度、2時間で6000円程度が相場です(もちろん50人以上でその分安いというものもあるが)。つまり、1クラス当たりで20万円程度の売り上げを上げないといけないのです。
もちろんそこから渡航費、滞在費、移動費などを捻出しなければなりません。
今回の募集定員、値段を簡単に掛け算してもらえれば、いかに還元しているかはわかっていただけると思います。
僕にとっては、35人、というよりも20人を超えてしまったら、ひとりひとり目の行き届くレッスンはできなくなると思っていますので、そういったダンスワークショップは(もちろん自分自身のクラスも)開催していません。
かつできる限り安価に受講できるよう、ぎりぎりまで努力しています。

それはリバーダンスで一緒だった親しい友人だったり、Takaが日本でどのようにダンサーを育成しているのか、そしてそのダンサー達を見てみたいというお金ではない部分で共感をもらえる、かつもちろん技術的にも素晴らしいダンサーに協力してもらっているためです。

まあ、話は少しそれましたが、僕はダンスクラスを受講される皆様に対しては、いつも僕のエネルギーをぶつけていますので、受講される方はそれを感じていただければと思います。

そして、新しく生み出されようとするものを応援していただければと思います。
残念ながらメンバー選考で不採用になられた方、申し訳ありません。
ただ、メンバーについてはまだまだ募集していますので、興味のある方はお問い合わせ下さい。

投稿者 Taka : 04:16 PM | コメント (3)

May 23, 2007

ロシーンのアイリッシュダンスワークショップ5月26日からです。

リバーダンスのプリンシパルを務めたロシーン・カハランによるアイリッシュダンスワークショップが
いよいよ今週末から始まります。
ダンスの技術が素晴らしいのはもちろんのこと、日本人に教えるのに非常に向いていると思われる彼女の明るく楽しい性格は、きっと楽しいワークショップになるに違いありません。
定員は受講者個人個人に目の行き届く、各コース10名です。
企画側からすると、これだけのダンサーが単独来日で1クラス10名、かつリーズナブルでというのは実は非常に難しいことですので、この機会をお見逃しなく。

期日が迫ってきましたが、各クラスの残席です。
満席になったクラスは除いています。

5月26日(土) 三ノ輪KTスタジオ
15:40~17:40 ソフトシューズ 女性用中上級 2名

5月29日(火)新宿村スタジオ
19:45~21:45 ソフトシューズ 初中級 1名

6月2日(土) 三ノ輪KTスタジオ
13:20~15:20 ソフトシューズ 男性用全レベル 2名
15:40~17:40 ハードシューズ ビギナー 1名

6月3日(日)新宿村スタジオ
13:20~15:20 ソフトシューズ ビギナー 3名

の空きがございますので、ご検討下さい。

申込、問い合わせは
roisinws@irishdance.jp
までお願いします。

講師:
ロシーン・カハラン(元リバーダンス主役ダンサー・TCRG)
3歳よりNolanスクール、Dal gCaisスクールでトレーニングを受けたロシーンは、競技生活の中で5回アイルランドマンスター州チャンピオンを獲得、そして、全アイルランド、全イングランド、世界選手権において
全て3位以上にランクされ、世界選手権での最高位は2位であった。
ロシーンは1996年にロンドンで行われたリバーダンスでメンバーに加わり、1年以内に主役ダンサーの代役に昇格し、1997年9月に初めて主役を演じた。
その後、2004年までヨーロッパを中心に回るAvocaの主役ダンサーとして、4大陸およそ40カ国を周り喝采を浴びた。
リバーダンスで活動中にも、さまざまな国籍や年齢の人達へのダンスワークショップ、指導を行ったロシーンは2004年に故郷のリムリックへ戻り、ダンス教室を開くと同時に、リムリック大学の音楽・ダンス学部においてダンス指導も行っている。
現在はリムリック大学において理学療法を学び、ダンスにおいては、競技の審査員の資格取得を目指し研鑽している。

投稿者 Taka : 09:16 AM | コメント (0)

May 22, 2007

リアダンもやってくる

チーフタンズのライブにリアダンも参加することになっているようだ。
そういえばリアダンのメンバーの内の2人に演奏してもらい踊っていたんだなあ。
そんなことを考えると、やはり本場アイルランドでダンスユニットデビューした方が良いのかなぁ。
う~ん、悩む。。。

投稿者 Taka : 01:31 AM | コメント (1)

May 10, 2007

教則ビデオを斬る!

通販で手に入りやすい教則ビデオについて、内容その他紹介していこうと思います。

OliveHurley
Irish Dancing Step by Step Vol.1
良くも悪くも子供用。
大人は大人なりの体格があるので、このビデオからステップの順序は学べても、ツボは学べない。

Irish Dancing Step by Step Vol.2
vol.1よりはマシ。
入門用。

Irish Dancing Step by Step Vol.3
ダンサー達の足の使い方は見るに値する。
これを見て基礎ステップの上達を目指そう。
ただし、ダンス自体をマスターするのは後半になればなるほど、ゆっくりやらなくなるのに加え、
巻き戻して見ても結構難しいところがあり、かなり根気が必要。
殆どの人にとって鑑賞用かもしれない。
トラディショナルセットダンスしか扱ってないため、これの続編が欲しいところ。

Colin Dunne
Celtic Feet
言うまでもなく、Colinのステップは良い。
しかし惜しむらくは、ステップのツボとでもいうか、こういうところが重要だということは
一切語られないため、これをみてColinのように上達したいと思っても無理。
バックの生徒ダンサーを真似しては駄目。

Aisling Holly
Learn IRISH DANCING with AISLING HOLLY
スロー再生が入っており、習得しやすいだろう。
上級ステップも一部入っており、参考にできる。
Aislingはいろいろなダンスを取り入れているため、通常のアイリッシュダンサーと
比べて若干膝が沈み気味なのだが、それを除けば教則ビデオとしては及第点。
ソフトシューズダンスが全く入っていないのが残念で、初中級用。

Brennan School(CRN)
Absolute Beginners
どういうところがツボなのかという説明が入っている初めての教則ビデオ
振付は殆どないが、CelticFeet等他のビデオで補えば良いだろう。
お勧め。

Irishdance Technique Workshop Vol.1 46min
ソフトシューズ(立ち方、123、TURN、サイドステップ、カット、スイッチ(ツイスト)、ロック)
ハードシューズ(シャッフル、スイッチ)
基本動作が網羅されている。

Irishdance Technique Workshop Vol.2 Perfect Point
Irishdance Technique Workshop Vol.3 Hard-Shoe Tips&Tricks
あっちゃー、ハードシューズになって、お勧めできなくなってしまった。
この男の人、足がに股でステップするんです。
ソフトシューズのときはそれが出てなかったんですけど。
TrickのBackTrebleも横に出してるんで、正しくない方法です。
極めつけはポワントからジャンプしてポワント着地、こんなのは子供にやらせちゃ
いけないです。まあその点は十分説明はしてあるんですけども。
少し奇を衒いすぎて、肝心のステップの質がどうやったら上がるか触れていない、
この人の限界が見えてしまったビデオでした。

Jean Butler
Irish Dance Masterclass
→前に解説しています。

投稿者 Taka : 02:28 PM | コメント (1)

体調回復&ダンスユニット&発表会

3週間程前から原因不明だった左手の痺れがようやくなくなってきてほっとした。
握力が低下してしまって、右の3分の1程になってしまったのだが、ようやく物がつかめるようになってきた。
痺れが回復してくると同時にまた古傷のふくらはぎの肉離れを先週起こしてしまったのだが、今回は軽症で4日ほどでくっついてくれたようで、ひとまずほっとしている。
無理はきかないけど、まだまだ走らねば・・・・

さて、メルマガのインタビューにも出しているので、少し公にすると、来年第一四半期に向けて日本人ダンサーによるアイリッシュダンスを中心としたダンスユニットを作っていく予定。
これから少しづつブログでも情報を出していこうと思う。

とりあえずもうひとつ、Taka Hayashi Irish Dance Academyの第一回発表会を来年2008年1月13日にやることに決めました。
構想としては、この発表会で新結成ダンスユニットがゲスト出演という形で数曲お披露目をする予定。
また、この発表会で、一応Academyとして約2年でどの程度アイリッシュダンスができるようになるのかという線もわかってくるのではないかと思う。

ダンスユニット正式デビューは3月のセントパトリックスデー近辺でという形になるのではないかと。
ひょっとすると、アイルランドで先にデビューしてから日本に逆輸入という線も・・・
いずれにしても、本気で行きますので、応援よろしくお願いします!

投稿者 Taka : 12:51 PM | コメント (2)

メルマガインタビュー

メルマガ「3ヵ月で自分を変える!夢から逃げない生き方入門」
http://blog.mag2.com/m/log/0000145905/
に3回に分けてインタビュー掲載される予定です。

ってもう一回掲載されてるようです。

投稿者 Taka : 12:46 PM | コメント (0)

May 03, 2007

ワークショップ募集状況

募集締め切り
5月27日ショースタイル
5月28日ハード中上級
5月30日ハード初級
5月31日ソフト初級
6月3日ハード初級

その他のクラスも残席約2名づつ程度になっています。
よろしくお願いします。

投稿者 Taka : 10:21 PM | コメント (0)

May 02, 2007

5月26日ワークショップクラス変更のお知らせ

思った以上にハード初級の申し込みが殺到してしまい、2クラスとも既に定員に達成してしまいました。
そのため、

5月26日(土) 三ノ輪KTスタジオ
13:20~15:20 ハードシューズ 中級

のクラスを新たにハードシューズ初中級変更致します。

なお、それに伴って、中級に参加するのには抵抗があるが、初級だと物足りないかもしれないと思っていらっしゃる方がおりましたら、このクラスへ変更することも可能ですのでよろしくお願いします。
できる限り同様なレベルの参加者の方にワークショップを受講していただき、内容を
高めていきたいため、ご協力のほど宜しくお願いします。

投稿者 Taka : 02:55 AM | コメント (0)

May 01, 2007

6月3日15:40~17:40のワークショップ

6月3日15:40~17:40のワークショップはハードシューズ初級クラスの募集を行います。
宜しくお願いします。

投稿者 Taka : 12:37 AM | コメント (0)