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March 18, 2005

わがままに生きれる幸せを噛み締める

今日はアイルランドではセントパトリックスデイで、お祭り騒ぎ。
そんな中、ジムに行ってトレーニングし、とりあえず家で缶のギネスを飲みながら、1人くつろぐ。
お祭り気分の時こそ、Pubに行ってギャアギャア騒ぎたいのはやまやまなところだが、明日は朝からBAのダンサーとのアンサンブルがあるので、今日はあまり無理はしたくない。

1人になると、考えることも沢山出てくる。
もちろんダンスのことも考えるけど、それ以外のことも。

アイルランドに来てから、ここまで何度も壁にぶつかりながらも、自分の美学を信じてここまでこれたが、いろいろな先生にも恵まれ、わがままを貫いてこれたことは本当に幸せだと思う。
もうすぐで、その今まで自分が信じてやってきたことの集大成を、ここアイルランドで見せることになる。
見る人はどう思うだろうか?
それは良くわからない。
でも、そこで何か自分が信じ、目指してきたものを表すことができたら、きっと満足できるだろうと思う。
プロとしてやる以上は、どうしても興行的に利益が出なければだめだとみなされるけど、今回はそれを離れてできる機会。
この機会と言うのは、今後はおそらくそうやってこないだろう。
そんな状況にいられる自分は幸せ者だ。

そしてこれから、同様に各種オーディションも受けていくことになるだろう。
年齢的にも、身体的にも不利だけれど、それを凌駕する圧倒的レベルなら
逆転もできると信じている。
自分が信じないことには、奇跡は絶対に起きないから。

アイリッシュダンスに出会えたことの感謝。
そして、そのわがままに対して応援してくれる両親への感謝。
技術的に支えてくれる先生、またその家族への感謝。
飽くなき進化を目指すライバルへの感謝。
日本で活動していないにもかかわらず、少なからず応援してくれる日本の皆様への感謝。

古代エジプトの時代、死ぬまでピラミッドを作らされ続けた人達のことを思えば、困難と思えることでも全く困難ではないと思えるし、こんなに自由に生きられることのありがたさを噛み締めている。
自分の美学を信じて、これからもそれを貫いていこう。

投稿者 Taka : March 18, 2005 06:43 AM

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