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February 18, 2005

日本舞踊の奥深さ

今日は大学の授業が無い日で、休養を兼ねてマッサージやストレッチ中心、後はソロに使う曲をひたすら聴くことに時間を使った。
曲は約5分間の曲で長くはない。
これを今日はとりあえず3時間、リピートしてタイミングをとる練習をした。
それでも30数回位しか聴けてないので、もっと聴かないと駄目。早く完璧にしないと、振付けも遅れる。

しかしながら、3時間聴いていて、なんと言うか、日本舞踊はかなり奥が深いと感じた。
恥ずかしながら、僕は日本の舞踊はおろか、ダンス自体にもともと興味がなかったので、歌舞伎だとか、能とか舞台で見たことが無い。
そんな自分が何かコメントするのはおこがましいのだけど、曲を聴いてこれでダンス、舞踊をするということをイメージすると、この音楽の「間」というものが本当に日本らしくて、そこに美学があると感じた。
カウントで上手くタイミングが取れない。
Liveで空気の振動を味わってみたい。
おそらく西洋のダンスは、僕のやっているアイリッシュダンスも含め、体の伸びとか開放が強調されると思うのだが、日本の舞踊は反対なのだろう。
動かないダンス、留めるダンスなのだろうという印象だ。

さて、これを僕のイメージするアイリッシュダンスとどう結び付けていくか、今日のところのイメージでは、無音ステップから始まり、終わりも無音ステップで終わる。
アイリッシュダンスで無音ステップ、なんていうと変に聞こえるかもしれないけど、まあ、僕のイメージなんで、あんまり気にしないでほしい。
その無音ステップから、どこで有音に変わるのか、どこでまた無音に変わるのか、音はオンビートなのかオフビートなのか、どこで音のうねりをつけようかっていうところが、音から見た構成。
それをどうやって体で表現するか?アイリッシュダンスをベースにしているから、足の表現力は僕にとっては絶対的。
ただそれがひたすらに速い足さばきである必要性は今回はない。(もちろん一部はあるが。)
重要なところは、「間」の表現を、アイリッシュダンス的にどう解釈できるかというところだろう。
テーマは羅生門と言っていたけど、再考の余地はあるというか、日々刻々と変わるものかもしれない。
例えば、「刻」というテーマも十分成り立つだろう。
まだ少し時間あるので、テーマも動きも音の構成も良く考えたいと思う。

投稿者 Taka : February 18, 2005 03:55 AM

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