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June 30, 2011

着々と

だんだん暑くなってきてますが、いきなり寒くなったりで調子も狂いやすい季節ですね。

今期のレッスンは徹底して基礎ルーチンをやってます。
リサイタルに向けて発表するという現実があると、どうしても最大公約数としてまとめていかなければいけない部分が多く、多少目をつぶらないといけないところも出てくるのですが、今はそこからちょっと離れて、個人のスキルを再度見つめる時間をとっています。

皆、着々と日々進化しています。
いつも思いますが、リサイタル1か月前~終わった後3か月あたりが一番伸びる時期です。

その中で、自分が教えていて難しいのは、教えすぎてしまうことでしょうか。
気づくことというのはふとしたことで気づくのですが、悪い意味でなれると、集中力が無くなり、当然ながら感度が鈍くなります。

何が違うのか、主体的に考える時間も大事だなあと。
そういえば、昔はビデオコマ送りして研究したなぁ。
今そういうことやってるダンサーはいるのかというと、ちょっと不明ですが、方法はともあれ、そういった冷静に自己と向き合う時間を作ることも成長には必要なんですよね。

そう思いながら、リサイタル出場したアカデミー生については、リサイタルの動画を一人一人チェックします。
冷静になってステージ上のパフォーマンスを見て、そしていつものレッスンでの動きを確認。
できなかったところは練習でもできていないのか、ステージでとちったかのジャッジをまず第一に、
その後、できているところの習熟度を確認、そしてレッスンで実際に確認。
その繰り返しです。
一回のステージが次のステージの始まりなのです。

ステージ上のパフォーマンスを見ていると、練習のための練習になっている人もいるので、そのあたりをどう捉えるかは、各自ダンスとのかかわりにもよるのでなんとも言えないのですが、人前で踊るのだったら重要なことだなあと思います。
踊っていることが楽しいということは一番なのだけど。
深くかかわってくるとそのあたりの楽しさ云々を超越したところもあるし。

まあ、パフォーマーという観点から考えると、普通では、練習での70%くらい出ればいいんですが、これを常時ゾーン状態近くにもってこようとすると、もうちょっとメンタルが必要かなあと思ったり。
まあ、結論では、その人のやりたいようにしかできないのだけど、パフォーマーを育成するという標榜を掲げるには、やはりその点もっと個別ででもケアしていかないといけないと思っています。
が、限られたレッスン時間どう使うかなあ。

今日はこんなアナリティックな感じでした。
明日は一転クリエイティブに行こう!

投稿者 Taka : June 30, 2011 01:06 AM

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